冬の潮騒を聞きに師崎まで
海といえば夏ですが、ライダーが海に行くならやはり今の時期。ジリジリと太陽に焼かれながら走るより、革ジャンの襟元をしめて冷たい風の中を走る方がずっと「快適」なのです。ということで今回は知多半島の先端、師崎までのツーリング。半島を縦断する知多半島道路と南知多道路を使えば美浜町辺りまであっという間。あとは信号の少ないR247で半島先端まで楽々アクセス。距離も時間も短いので気軽に冬の潮騒を聞きに行けるコースなのです。
名古屋からまずは有料道路の知多半島道路と南知多道路を使って南下。そして美浜ICで一般道に下りて伊勢湾側に向かい、上野間交差点でR247へ。R247を南下すれば師崎まで一本道。途中、野間灯台観光やじゃこソフトなどを楽しみ、半島先端の師崎ではイカ鉄板焼に舌つづみ。師崎からはR247で知多湾側を北上して、魚太郎で昼食。帰りは、河和駅前交差点から美浜ICに向かい、えびせんべいの里で休憩してから再び有料道路を使って名古屋へ戻るというコース。往復約120km。
有料道路で半島南部まで一気に
有料道路の知多半島道路は半田ICを越えると南知多道路に名称が変わり、そのまま知多半島先端に近い豊丘ICまで一気に行けます。でも今回は途中の美浜ICで下りて、まずは伊勢湾側のR247へ。最初は海が見えませんが、4kmほど走ると伊勢湾が現れて良い雰囲気。そしてすぐに野間灯台が右手に見えてきます。ちょっとバイクを停めて、灯台下まで行ってみると、波の音が響いて来て、「ああ、海に来たんだ」と実感。そしてまたバイクに乗ってR247を南下。
名物のじゃこソフトやイカ鉄板焼を味わう
今の時期、R247は交通量も少なく、スムーズに半島先端の師崎まで行けます。その手前、羽豆岬交差点近くのジャコデスで、じゃこがトッピングされたじゃこソフト(300円)をペロリ。ソフトクリームの中にもじゃこがたくさん入っていて、これがかなりイケる味。さらに進んで師崎に到着したら、二葉屋でイカ鉄板焼(500円)を注文。イカに小麦粉を付けて丸ごとプシューとプレス。ハサミで切って食べるのですが、食感も良くてクセになる味。ちなみに店頭に干してあるタコはたこ飯用。
R247で師崎をぐるっと回って北上
師崎の先端まで歩いて行くと防波堤が突き出ていて、数人の釣り人が糸を垂れていました。その下の岩礁に下りてみると、伊勢湾からの波が足元にチャプ〜ン。視線を上げるとはるか遠くに煙る水平線・・・海をたっぷりと感じられるスポットです。再びバイクに乗ったらR247に戻り、今度は知多湾側をR247で北上。7kmほど走ると右手に魚太郎が出てくるので、ここで昼食。店舗入口横にオープンスペースの「旨いもの屋台」があって、丼物を中心に気軽に食事が出来ます。
駆け足で半島を巡れば、日が高い時間に帰路につける
せっかく知多半島に来たのだから、昼食はやっぱり魚メインで。炙りとろサバひつまぶし丼(880円)を注文。一膳目はそのまま、二膳目は薬味を加えて、そして三膳目は熱々の鰹の旨味出汁をかけて。これで冷えた身体も温まりました。帰りはまた美浜ICから有料道路に入りますが、IC入口横のえびせんべいの里に寄って、無料のコーヒーを飲んで休憩しつつ、お土産用に各種せんべいをチェック。試食が出来るのが楽しいです。朝早めに家を出発すれば、ここまででまだ日が高い時間。ホント、思った以上に気軽に行けるのがこの知多半島ツーリングです。