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KAWASAKI GPZ400R

2017年3月1日 更新


レーサーレプリカ時代に独自スタイルで大ヒット

2本出しマフラーに、グラマラスなボディ。400ccの車格を超えた迫力が魅力
2本出しマフラーに、グラマラスなボディ。400ccの車格を超えた迫力が魅力

GPZ400R

・水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒エンジン・排気量398cc・最高出力59ps/12,000rpm・最大トルク3.6g-m/10,500rpm・車重176kg・1985年モデルのメーカー希望小売価格¥639,000(税抜本体価格)


アルミクロスフレームがサイドのポイント
アルミクロスフレームがサイドのポイント

レーサーレプリカブームの中でデビュー

1985年に登場した「GPZ400R」は、レーサーレプリカブームがまさに巻き起こった時代の400ccスポーツモデル。当時はNS400RやFZ400R、GSX-R400など、レーサーをイメージした過激なバイクが人気で、それと違ったスタイルのバイクはたいてい苦戦を強いられていました。しかし、レーサーレプリカスタイルでないのにもかかわらず、このGPZ400Rは発売と同時に大ヒット。そして1985年、1986年と連続で400ccクラスのベストセラーの座を獲得。独自スタイルでここまで人気車になるのはさすがカワサキといった感じでした。

最新鋭の水冷4気筒エンジンを搭載
最新鋭の水冷4気筒エンジンを搭載

59馬力の水冷エンジンでパワーは十分

もっとも、GPZ400Rのエンジンはカワサキ400cc初となる最新鋭の水冷4気筒で、そのパワーは当時の自主馬力規制いっぱいの59馬力をマーク。これをアルミクロスフレームと命名された独特な形状のアルミ製ダブルクレードルフレームに搭載し、中身はレーサーレプリカと変わらないモノでした。その上、GPZ400Rは兄貴分のGPZ600Rと同じサイズの大柄な見た目で迫力満点。また、前年に登場していた世界的人気車のGPZ900Rにも通じるデザインで、GPZ400Rは当時の「中免」ライダー達の心をがっちりとつかんだのでした。

前後16インチホイールを採用
前後16インチホイールを採用

普段使いでも楽しめた400ccスポーツ

重たくてデカいボディのため、取り回しは少し手強かったですが、走り出してしまえばGPZ400Rの走りは快適。前後16インチホイールで小回りも利くし、やや高めのハンドルでアップライトなポジションとなり、レーサーレプリカとは違って街乗りでも楽。それに、18リットル入る大きなガソリンタンクや、しっかり風を防いでくれるカウル・スクリーンのおかげでロングツーリングだって得意でした。こうした普段の走行シーンで走りを楽しめたので、オーナー達の満足度はかなり高かったです。

独自スタイルのデザインが良い
独自スタイルのデザインが良い

あの時代、ロングセラーでもあったGPZ400R

見た目もよし、乗っても楽し、ということで、これならベストセラーになるのも納得。レーシングスーツを着てサーキットを走るのも憧れだけど、ジーンズにフライトジャケットでキメて、街なかをビッグバイクの迫力で流すのにも憧れる・・・そんなライダーの気持ちがGPZ400Rのヒットを支えたのだと思います。ちなみに、1987年に後継機のGPX400Rが登場しましたが、併売されたGPZ400Rの方がずっと売れ行きがよく、結局、1989年までGPZ400Rは作り続けられました。