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SUZUKI ハスラー50

2018年6月1日 更新


ハスラーは青春時代の相棒

1978年モデルのハスラー50。2本リアサスにセンターアップマフラーのスタイリング
1978年モデルのハスラー50。2本リアサスにセンターアップマフラーのスタイリング

ハスラー50

・空冷2ストロークパワーリードバルブ単気筒エンジン・排気量49cc・最高出力6.0ps/8,500rpm・最大トルク0.52kg-m/7,500rpm・車重69kg・1978年モデルのメーカー希望小売価格¥119,000(税抜本体価格)


2ストロークパワーリードバルブエンジン
2ストロークパワーリードバルブエンジン

入門バイクとして人気に

ハスラー50は、2ストローク単気筒エンジンを搭載したスズキの50ccオフロードバイク。1971年デビューの初代はバックボーンフレームにロータリーバルブエンジンを搭載したモデルでしたが、1978年にページトップの写真のスタイルに大幅モデルチェンジしました。ロードバイクのRG50Eのパワーリードバルブエンジンを本格的なクレードルフレームに搭載し、マフラーもセンターアップタイプを採用。フロントタイヤは18インチと大きく、原付免許で乗れるフルサイズのバイクということで、多くの若者の入門バイクとして愛されました。

ブロックタイヤでオフロードでも遊べた
ブロックタイヤでオフロードでも遊べた

楽しさが詰まった原付

オフロードバイクといってもたいていは通学や日常の移動など街乗りバイクとして使われることが多かったハスラー50。そして休みの日には近くの河原や空き地でモトクロスごっごをしたり、当時流行りのトライアルのまねごとをしてウィリーしてみたり、コケて痛い目にあったり、壊れたパーツを自分で修理してみたり・・・と、バイクの様々なことを教えてくれたまさに青春時代の相棒。ハスラー50は、バイク初心者の若者たちをぐいぐいとバイクの世界に引き込んだ原付でした。

本格的なクレードルフレームを採用
本格的なクレードルフレームを採用

当時の50ccはとんでもなく速かった

1978年モデルの最高出力は6馬力。5速ギアを駆使して下り坂で思いっきり引っ張るとなんと90キロメーターを振り切るスピードに・・・。元気がいいエンジンに加え、コケてもあまり壊れないオフロードバイクなので、コイツでヤンチャをしたライダーもけっこう多かったようです。ハスラー50はその後、1981年にスタイルがモトクロッサーのRM風にチェンジし、最高出力が6.7馬力にアップ。さらに1983年にはエンジンが水冷化されて7.2馬力となり、フルフローターサスも装備してと、どんどん進化していきましたが、どの年式のハスラー50も魅力的な入門バイクとして支持され続けました。

ついこんな遊びもしたくなるバイクだった
ついこんな遊びもしたくなるバイクだった

スズキ伝統のオフロードシリーズのブランド

モデルチェンジを繰り返しながら、結局2000年頃まで生産されて姿を消したハスラー50。ちなみに、ハスラーは50ccだけでなく、ハスラー250とかハスラー125とかもあって、スズキの伝統のオフロードシリーズのブランドとなっています。そういえば近頃、スズキのハスラーというと軽自動車の名前として有名になってきていますが、ライダーなら当然、ハスラーといえばバイクです。たくさんの若者を楽しませ、そして育ててきた入門車、ハスラー50・・・バイク史の中の覚えておきたい1台です。