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YAMAHA RX50スペシャル

2017年5月1日 更新


イケてるスペシャルシリーズの50cc

細部まで美しいデザインが光る50ccアメリカン、名車といってもいいだろう
細部まで美しいデザインが光る50ccアメリカン、名車といってもいいだろう

RX50スペシャル

・空冷2ストロークピストンリードバルブ単気筒エンジン・排気量49cc・最高出力7.0ps/9,000rpm・最大トルク0.57g-m/8,000rpm・車重75kg・1980年モデルのメーカー希望小売価格¥158,000(税抜本体価格)


段付きシートがスペシャルの証
段付きシートがスペシャルの証

ヤマハのスペシャルシリーズはどれもヒット車に

RX50スペシャルは、1980年に登場した50ccアメリカン。この2年前の1978年、段付きシートとプルバックハンドルで美しいホースバックライディングがキマるヤマハのXS650スペシャルが大ヒットし、これをきっかけに日本のバイク市場にアメリカンスタイルブームが到来したのですが、ヤマハはこのアメリカンスタイルを「スペシャル」と呼び、XS400スペシャルやXS250スペシャル等を次々と発売。そしてそんなスペシャルシリーズの50cc版が今回のRX50スペシャルというわけです。RX50スペシャルも50ccながらしっかりとホースバックライディングがキマり、エンジン性能も良いということで、すぐに大ヒット。

7.0馬力のハイパワー2ストエンジン搭載
7.0馬力のハイパワー2ストエンジン搭載

ギンギンに回して走る50ccアメリカン

RX50スペシャルは、ロードスポーツモデルのRD50と同じ空冷2ストローク単気筒エンジンを搭載。ですが、RD50が6.3馬力なのに対し、RX50スペシャルは7.0馬力というロードスポーツモデル以上のパワーが与えられ、幹線道路でクルマの流れに十分乗れる性能でした。また、フロント19インチ、リア16インチの大柄な車格だったので、この50ccアメリカンでロングツーリングに出かけるオーナーも珍しくありませんでした。ただし、トルクは細いのでエンジンをギンギンに回し、そして5速あるギアを小まめにチェンジしないといけないので、およそアメリカンらしからぬ忙しい走りではありました。

スピードメーターは100km/hスケール
スピードメーターは100km/hスケール

バイクの楽しさがいろいろ詰まっていた

それでも、いかにもバイクを操作している感覚が楽しく、RX50スペシャルでバイクのイロハを学んだというビギナーライダーも多かったです。また、ロングシート後部には小物入れがあって、これがけっこう重宝したし、取り回しが楽なので、通勤、通学、買い物等々、便利に使えました。欠点といえば、排気音がかなり大きく爆音レベルだったので夜間の住宅地などで気がひけてしまう点や、2ストロークエンジンのパワーの出る回転域を使うと、すぐにキップを切られてしまう速度域になってしまう点など・・・。

個性的で美しいキャストホイール
個性的で美しいキャストホイール

いつかはXS1100LGミッドナイトスペシャルにも

ちなみに、スポークホイール仕様のRX50スペシャルもラインナップされていて、こちらはキャストホイール仕様より1万5000円安の設定でした。また、外装を黒色で統一した特別仕様車のRX50ミッドナイトスペシャルも発売され、これも人気車に・・・。そしてRX50スペシャルでバイク操作の楽しさを覚えたビギナーライダーたちは、いつかはスペシャルシリーズの頂点、憧れのXS1100LGミッドナイトスペシャルに乗ることを夢見たりして、自動二輪中型限定免許やさらに上の限定解除免許にチャレンジしたのでした。